大阪府女医会について
会の目的
しなやかに 逞しく! 大阪府女医会
大阪府女医会は昭和22年(1947年)に女性医師の活躍を女性医師が互いに応援する会として大阪の地に設立されました。その後、多くの女性医師により地域医療に基づく社会貢献の実績を積み上げていく努力を重ねて参りました。
その実績をもちまして、2009年には一般社団法人大阪府女医会として法人格を設立するに至りました。
また、先の2017年には創立70周年の祝賀会をつつがなく開催する運びとなりました。
法人格を有しその社会的信用に値する団体として、私たちはさらなる高みを目指して地域医療に貢献すべく日々活動しております。
「女性の社会的活動の支援」と「病児保育の充実」を主な活動のテーマとして、医師向け講演会や研究発表、新聞社と共催で「高齢者の健康予防」講座、ラジオでの健康講座、また一般の方を対象とした医療相談会を実施するなど、毎年多方面にわたり活発に事業を展開しております。
現在会員は大阪府下全域にわたり、開業医、勤務医ともに合わせて約250名です。
これからも女性医師の社会での活躍を応援するとともに、更には意思決定機関への女性の参画に重点を置いた活動も行ってまいります。
女性医師の皆様、我々と新しい医学の発展、地域医療に貢献する喜びを共有いたしましょう。
会の目的及び事業、組織
女性医師の地位向上をめざし創立60周年を契機として平成19年4月2日に有限責任中間法人大阪府女医会を設立いたしました。さらに平成20年12月1日には一般社団法人化し、大阪府医師会医学会協力医会への入会許可も頂き、社会的信用および地位確立も成しえました。
当法人は地域医療に貢献し、会員の親睦を深め、医師としての資質の向上を図ることを目的とし、当面は以下の活動を行います。
- 後進女性医師の指導、支援(環境整備、再研修、職場復帰、子育てなど)
- 他の女性医師団体、女性団体との交流、支援活動
- 女子医学生との意見交換
- 機関紙の発行
- その他の目的を達成するため必要な事業を行う(市民公開講座、学術講演会、
女性医師による健康なんでも相談、大阪府医師会医学会への参加)
地域の皆さまに女性医師の存在を大いに認めていただき、質の高い医療を提供し、医療格差をなくし、すべての人々に平等な医療の提供を目指して、会員一同励んでおります。しての資質の向上を図ることを目的とし、当面は以下の活動を行います。
◇会員数 222名 (2025年4月現在)
◇役員 26名
◇評議員 42名
大阪府女医会の
歴史および沿革
「東の吉岡 西の福井」と並び称された我が国女性医師のパイオニア福井繁子先生が中心となり、大正の初めから近畿一円の女医の親睦団体的な関西女医会があった。
第二次世界大戦後の1947年、大阪爆撃で消失した福井産婦人科医院が焼け跡の淡路町に再建され、この一室で「大阪府女医会」が誕生した。
その後、現関西医科大学についで大阪府医師会館内において役員会が開催された。
2002年から大阪府医師協同組合会館で毎月定例役員会を開いていたが、2007年より天王寺区上本町の佐伯ビル5階に女医会事務所を開設し、さらに2009年には新装となった大阪府医師協同組合東館2階(天王寺区空清町)に事務所を移転し今日に至っている。
1970年 | 大阪府吹田市千里における万国博覧会の医療に全員を挙げて参加 地域医療のさきがけとして大いに活躍した |
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1972年 | 大阪府女医会会報を発刊、2002年まで年3回会報を発刊 |
1977年 | 創立30周年式典 |
1997年 | 創立50周年式典 |
2002年 | 創立55周年式典を盛大に祝い、記念誌発行 |
2003年 | 大阪府女医会会報を年2回発刊、現在に至る |
2007年 | 創立60周年式典、有限責任中間法人大阪府女医会設立 |
2008年 | 大阪府医師会医学会協力医会への入会許可 |
2009年 | 一般社団法人大阪府女医会設立 |
2011年 | 保健文化賞受賞記念大阪府医師会長賞受賞 |
2012年 | 創立65周年式典 病児保育施設拡充のための署名運動 20359 筆を集め大阪府福祉部子ども室に提出 |
2014年 | 働く女性と子供たちのために「病児保育を考える」フォーラム開催 |
2015年 | 関西医科大学同窓会「森本園子 医療功労賞」受賞 「勤務医部会」の立ち上げ |
2017年 | 創立70周年(法人化9周年)記念シンポジウム・式典・祝宴 |
2023年 | 武曾惠理先生が、日本女医会吉岡彌生賞(医学に貢献のあった女性医師部門)受賞 |
2024年 | 澤井貞子監事 藍綬褒章受章 |
2025年 | ホームページリニューアル |